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デイキャンプの持ち物リスト|最低限の道具と、キャンプ場で借りられる物・買える物【西湖・ノーム】

秋の晴れた昼、湖畔のキャンプサイトに小さなタープが張られ、イスに座った大人2人のそばでBBQグリルから細い煙が上がり、水際にSUPボードが置かれた水彩イラスト

デイキャンプは、テントを張って泊まらずに、日中だけキャンプ場で過ごす遊び方です。荷物が少なく、テントの設営や寝袋の準備もいらないので、キャンプが初めての方や、「まずは気軽に外で過ごしてみたい」という方にも向いています。

日帰りのお客様を管理棟で迎えている、山梨県・西湖の西湖キャンプビレッジ・ノームのスタッフに、どんな方が来て、何を借り、何に困っているのかを聞きました。その話をもとに、デイキャンプに持っていく物を「最低限の道具」「借りる・買う物」「忘れやすい物」に分けて整理し、帰る前の片付けの注意まで添えています。

ノームのデイキャンプは9時から16時まで

まず、ノームでデイキャンプをするときの時間と料金です。

項目内容
使える時間9:00〜16:00
料金大人1人1,500円、車両代1,100円、ゴミ代550円
申し込み利用日の前日に空き状況を確かめてから来場し、当日に精算
なっぷデイキャンプの予約は受け付けていません

デイキャンプは、なっぷなどの予約サイトからは申し込めません。行きたい日が決まったら、前日にキャンプ場(0555-82-2650)へ空きを確かめてから来てください。泊まりのお客様でサイトが埋まる日もあるので、週末や連休は特に、前日の確認を忘れずに。

泊まりのキャンプと比べると、デイキャンプには次のような違いがあります。

デイキャンプ泊まりのキャンプ
主な道具イス・テーブル・タープ・調理道具左の物に加えて、テント・寝袋・マット・ランタン
食事お昼ご飯(とおやつ)夕食・朝食
寒さ対策日中の上着とひざ掛け夜と明け方の冷え込みへの備え
気をつけたい時間16時の終了に間に合う片付け夜の消灯と、翌日のチェックアウト

16時までに片付けを終えて帰るので、使える時間は思ったより短く感じます。到着してからの準備と、帰る前の片付けにそれぞれ1時間ほど見ておくと、慌てずに済みます。

日帰りで来るのは、どんな人?

ノームのスタッフによると、日帰りで来るのはソロやデュオ(2人組)の方が多いそうです。中でも、SUPを持ち込んで湖に出る方が多い印象とのこと。

過ごし方でいちばん多いのは、持ち込んだアクティビティを楽しんだあとに、BBQをする流れです。午前中に湖で遊び、昼すぎに火をおこして食事をする。体を動かしたあとのBBQは、日帰りならではの楽しみ方です。

もちろん、家族や友人グループで来て、BBQや焚き火を中心にのんびり過ごすのも、デイキャンプの定番です。泊まりのキャンプと違って荷物が少ないぶん、「何をして過ごすか」を先に決めておくと、持ち物も決めやすくなります。

デイキャンプの持ち物:最低限そろえたい物

日帰りなら、テントや寝袋はいりません。最低限そろえたいのは、座る・食べる・日差しや雨をよけるための道具です。

持ち物ポイント
イス(チェア)人数分。座れる場所があるだけで、過ごしやすさが変わります
テーブル食材や食器を置く台。ひとつあると調理が楽です
タープ日差しや急な雨をよけるための屋根。日帰りはテントの代わりにタープだけ、という方も多い
BBQグリル・焼き網BBQをするなら。炭と着火剤も一緒に
食材・飲み物クーラーボックスに入れて。保冷剤も忘れずに
食器・箸・調理道具皿・コップ・割り箸、トング、包丁とまな板など
調味料・油塩こしょう、焼き肉のたれ、調理用の油など
ゴミ袋分別してまとめるため。キャンプ場の指定の袋も受付で渡しています
タオル・ウェットティッシュ手を拭く、汚れたテーブルを拭くなど、あると何かと便利です

ノームでは、イス・テーブル・タープ・BBQグリルなどは借りられ、炭や焼き網は管理棟で買えます(次の章で紹介します)。アウトドア用品の店に並ぶアイテムを、初めから全部そろえる必要はありません。持っていない物だけ借りれば、デイキャンプは始められます。

ソロ・2人で行くなら、荷物はもっと減らせる

日帰りで来る方に多いソロやデュオなら、持ち物はさらに絞れます。ソロキャンプの道具を持っているなら、それをそのまま使えます。大きなBBQグリルの代わりに小さな焚火台やバーナーで十分ですし、テーブルも小さな物が1つあれば足ります。

  • イス:1人1脚。イス選びに迷ったら、焚き火の高さと合うローチェアを
  • 小さなテーブル:飲み物とまな板が置ければ十分
  • バーナーかコンロ:お湯を沸かしてコーヒーを入れる、ソーセージを焼くなど、軽い調理に
  • クーラーバッグ:大きなクーラーボックスより、日帰りならソフトタイプで足ります

SUPを持ち込むなら、ボードとパドルのほかに、ライフジャケット、ぬれてもいい服、タオル、着替えをひとまとめにしておきましょう。湖から上がったあと、すぐ体を拭いて着替えられると、秋口でも体が冷えずに済みます。

家族で行くなら、子どもの物を足す

子ども連れのデイキャンプなら、上のリストに子どもの物を足します。

  • 着替え一式と、汚れた服を入れる大きめの袋
  • 小さな救急セット(絆創膏・消毒液)
  • 子ども用の食器と、こぼしても拭けるタオル
  • 外で遊べるおもちゃを少しだけ(たくさん持っていっても、結局使わないことが多いそうです)

泊まりのキャンプほど荷物は多くなりませんが、子どもの着替えだけは「多めに」が基本です。

キャンプ場で借りられる物・買える物

ノームでは、レンタル品の多くが日帰りでも使えます。ただし在庫しだいなので、借りたい物があるときは、前日に空きを確かめる電話で一緒に伝えておくと安心です。初めての方からよく聞かれることですが、週末のレンタルは事前の予約が欠かせません。

借りられる物

レンタル品料金(レンタルのページの表示)
タープ7,700円
BBQグリル2,600円
焚火台1,800円
ダッチオーブン1,200円
テーブル600円
イス350円
LEDランタン600円

管理棟で買える物

販売品料金
薪(1束)800円
木炭(3kg)800円
着火剤300円
チャッカマン350円
BBQ用焼き網200円
食器用洗剤(200ml)300円
スポンジ(1個)100円

品物ごとの写真や大きさは、レンタルのページに載っています。

日帰りの方によく出るのは、焚き火まわりの物

ノームで借りられる焚火台
日帰りの方によく借りられる焚火台

スタッフによると、日帰りの方が管理棟で借りる・買う物で多いのは焚き火まわりの物だそうです。特に、焚火台のレンタルと、着火剤・チャッカマンがよく出ます。

BBQの道具は用意してきても、焚き火の道具までは持っていない、という方が多いのかもしれません。ノームは直火が禁止なので、焚き火をするなら焚火台が必要です。持っていなければ借りられるので、「せっかくだから火を眺めて過ごしたい」と思ったら、受付で声をかけてください。焚き火の道具や火のつけ方は、キャンプの焚き火に必要なもので詳しく紹介しています。

日帰りで忘れやすい物

日帰りは荷物が少ないぶん、「ちょっとした物」を忘れがちです。ノームの管理棟でよく聞かれる物から、忘れやすい物を挙げます。

  • 調味料・調理用の油:ご飯のことで管理棟によく聞かれるのが、この2つです。家で小分けにして持ってくると荷物も減らせます
  • 割り箸:子連れに限らず、忘れ物として多い物のひとつです
  • 絆創膏・消毒液:けがをしたときに聞きに来る方が多い物です。小さな救急セットをひとつ入れておくと安心です
  • 着火剤・ライター:炭や薪に火をつける道具は、意外と忘れます。管理棟でも買えます
  • 虫除け:暖かい時期は、管理棟で買っていく方が多い物です
  • 着替え:SUPや水辺で遊ぶなら、ぬれてもいい服と着替えを。子どもは汗もかきます

食材を買い忘れたときは、近くのスーパーまで買いに行くこともできます。ただ、日帰りは使える時間が限られるので、食材は出発前にそろえておくのがいちばんです。

秋冬や雨の日に足したい物

秋冬は防寒の物を

秋から冬のデイキャンプは、虫が少なく、空気が澄んで景色もきれいな季節です。その一方で、湖畔は風が冷たく、日が傾くと一気に冷え込みます。

  • 厚手の上着:日中が暖かくても、1枚多く持っていく
  • ひざ掛け・ブランケット:イスに座っている時間が長いので、足元が冷えます
  • ニット帽・ネックウォーマー:湖を渡る風が当たると、耳や首まわりから冷えます
  • 温かい飲み物:保温ボトルにお湯やお茶を入れておくと、すぐ温まれます

ノームのスタッフによると、地元が暖かい日の感覚で薄着のまま来て、冷え込みに困る方がいるそうです。風が吹くと、天気予報の気温より体感はぐっと低くなります。11月の西湖の寒さと服装は、11月のキャンプの服装で紹介しています。

焚き火は、秋冬のデイキャンプでこそ楽しみたいものです。体が温まるだけでなく、火を眺めているだけで時間が過ぎていきます。

雨の予報の日は、タープを広めに

デイキャンプは泊まりより気軽なぶん、天気を見て行く日を決めやすいのも良いところです。それでも、山の天気は変わりやすく、晴れの予報でも急に雨が降ることがあります。

雨の心配がある日は、タープを広めに張るのがいちばんの対策です。イスとテーブルをタープの下に収めて食事のスペースを確保し、食材や着替えはふたつきの箱か袋に入れておくと、ぬれずに済みます。雨の日のキャンプの考え方は、雨の日のキャンプはどうする?でも紹介しています。

デイキャンプで何をする?

湖でSUP・カヤック

ノームは西湖の湖畔にあるので、湖で遊べるのが大きな魅力です。日帰りで来る方にも、SUPを持ち込んで湖に出る方が多いそうです。自分のボードがなくても、ノームではSUPを2時間から借りられます(SUPレンタル)。

BBQ

日帰りで来る方の過ごし方でいちばん多いのがBBQです。BBQグリルを借りて、炭と焼き網は管理棟で買えば、持っていく道具は食材と食器だけで済みます。食材は、肉と野菜のほかに、焼きおにぎりやアルミホイルで包んだきのこ・じゃがいもなど、網の端で焼ける物を足すと、火の最後まで無駄なく使えます。食材は家で切って、袋に小分けにしておくと、現地での準備が早く済みます。

焚き火

焚火台を借りれば、日帰りでも焚き火ができます。昼の焚き火は、夜ほど冷え込まない時間にゆっくり火を楽しめるのがよいところです。お昼のBBQが終わったら焚火台に火を入れ、薪を少しずつくべていけば、帰るまでの午後を火のそばで過ごせます。日帰りは帰る時間が決まっているので、薪は一度にたくさん入れず、燃え尽きる時間を見ながら足していきましょう。

テントサウナ

ノームでは、サウナを湖畔まで運ぶ1組貸切のプライベートサウナもあります。テントサウナは、日帰りでも、別にサイトを1つ予約すれば使えます。

何もしないで、湖を眺める

デイキャンプは、何かをしなくてもいい遊び方です。イスを湖に向けて座り、本を読んだり、お昼寝をしたり。予定を詰め込みすぎず、のんびり過ごす時間を残しておくのもおすすめです。

1日の流れの例

9時から16時までの7時間を、どう使うか。日帰りで来る方に多い過ごし方をもとに、1日の流れの例を作ってみました。

時間すること
9:00到着・受付。サイトでイス・テーブル・タープを広げる
10:00湖でSUPやカヤック。持ち込みの道具でも、レンタルでも
12:00湖から上がって着替え。BBQの火おこし
13:00BBQでお昼ご飯
14:00焚き火を眺めながら、のんびり過ごす
15:00炭・薪を足すのをやめ、片付けを始める
16:00灰とゴミを出して、帰る

ポイントは、午前中に体を動かし、午後はのんびり、片付けは早めにです。火おこしやBBQは思ったより時間がかかるので、お昼ご飯は少し早めに準備を始めるくらいがちょうどよいでしょう。

帰る前の片付けで気をつけたいこと

デイキャンプでいちばん気をつけたいのが、帰る前の片付けです。スタッフによると、日帰りの方の片付けで困っているのは、炭や灰の消火の不始末と、ゴミの分別ができていないことだそうです。

炭と灰は、火が消えたのを確かめてから

BBQや焚き火のあとの炭や灰は、見た目は消えていても、中に火が残っていることがあります。帰る時間が近づいたら、早めに火を落としておくことが大切です。

  • 帰る1時間ほど前には、新しい炭や薪を足すのをやめる
  • 燃え残りは、火消し壺に入れるか、水を張ったバケツに入れて、しっかり消す
  • 手をかざしても熱くないくらい冷めてから、灰を出す

灰は、場内のゴミステーションの決められた場所に出してください。消え切っていない灰をゴミ袋に入れたり、地面に捨てたりするのは危険です。

ゴミは分別して、ゴミステーションへ

ノームでは、指定のゴミ袋をお渡ししています。サイトで出たゴミは、その袋に分別してまとめ、場内のゴミステーションに出してください。分けずに一つの袋に入れてしまうのが、スタッフが困っている例のひとつです。食べ残しや汁物は、水気を切ってからまとめると、袋が重くならず、においも出にくくなります。

片付けは、16時の終了時刻から逆算して始めると、ゆとりを持って終えられます。

出発前の持ち物チェックリスト

最後に、出発前に確かめたい物をまとめます。「借りる」と書いた物は、ノームで借りられる物です。

分類持ち物
座る・過ごすイス、テーブル、タープ(どれも借りられます)
食べる食材、飲み物、クーラーボックス、保冷剤、食器、割り箸、調味料、油
火を使うBBQグリルか焚火台(借りられます)、炭か薪、着火剤、ライター、火ばさみ、軍手
片付けゴミ袋(受付でも渡します)、キッチンペーパー、ウェットティッシュ、火消し壺かバケツ
体のこと着替え、タオル、救急セット、虫除け、日焼け止め、上着(秋冬は厚手を)
遊ぶSUPなど持ち込みの道具、ライフジャケット、本やカードゲーム

全部をそろえる必要はありません。持っていない物は借りる・買うと決めて、出発前に前日の電話で伝えておけば、身軽にデイキャンプを楽しめます。

デイキャンプのよくある質問

デイキャンプの予約はできますか?

なっぷなどの予約サイトからは申し込めません。利用日の前日に、キャンプ場(0555-82-2650)へ空き状況を確かめてから来てください。

手ぶらで行っても楽しめますか?

イス・テーブル・タープ・BBQグリル・焚火台などは借りられ、炭・薪・着火剤・焼き網は管理棟で買えます。食材・食器・調味料を持っていけば、道具をほとんど持っていなくても楽しめます。レンタルは在庫しだいなので、借りたい物は前日に伝えておくと安心です。

デイキャンプでも焚き火はできますか?

できます。焚火台を使ってください(直火は禁止です)。焚火台は借りられます。

自分のSUPを持ち込めますか?

日帰りで来る方には、SUPを持ち込んで湖に出る方が多くいます。ボードがなければ、ノームのSUPレンタルも使えます。

管理棟は何時まで開いていますか?

朝9時に開き、夕方5時に閉まります。デイキャンプの終わりより1時間あとまで開いていますが、片付けの時間に買いに走らずに済むよう、炭や薪の追加は昼のうちに。

ゴミは捨てて帰れますか?

はい。デイキャンプの料金にはゴミ代(550円)が含まれていて、受付で受け取る袋に分けて入れ、帰りにゴミステーションへ置いていけます。

西湖のノームで、日帰りのキャンプを

デイキャンプは、泊まりのキャンプより少ない荷物で、気軽に外の時間を楽しめる遊び方です。座る・食べる・日差しをよける道具をそろえ、足りない物はキャンプ場で借りる。帰る前は、炭と灰の火をしっかり消して、ゴミを分けて出す。それだけで、日帰りの一日を十分に楽しむことができます。

湖でSUPを楽しみ、昼すぎにBBQ、最後に焚き火を眺めて帰る。そんな一日を過ごしに、西湖キャンプビレッジ・ノームへお越しください。デイキャンプは、前日にキャンプ場(0555-82-2650)へお電話のうえ、空きを確かめてからお越しください。